フレイル予防

【第1回】フレイル予防は何から?
まずは「悪循環」と"気づき"から

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2026年3月26日

監修: 平安山 剛
(GOOD JOB FITNESS あさか代表)

こんにちは。GOOD JOB FITNESS あさか代表の平安山です。
みなさん、フレイルって耳にしたことはありますか?この記事は、フレイルについて3回に分けて整理するシリーズの第1回です。

目次

フレイルとは?

「フレイル」という言葉を聞いて、少しドキッとした方もいるかもしれません。

フレイルは、年齢を重ねる中で心身の"予備力"が下がり、ちょっとしたストレス(疲れ・体調不良・生活の変化など)から回復しにくくなった状態として説明されます(参考文献1)。

ここで大切なのは、フレイルは身体だけの話ではない、という点です。身体的な脆弱性に加えて、精神心理的・社会的な脆弱性など、多面的な問題を抱えやすい状態として位置づけられています(参考文献1)。

また、フレイルの「診断」には統一された基準があるわけではなく、いくつか代表的な評価の考え方がある、とされています(参考文献1)。

この記事では診断を目的とせず、「気づき」と「今日からできる対策」を、やさしく整理します。

もしかして…と思ったときの目安

フレイルは、いきなり要介護になるというより、「なんとなく体力が落ちた」「以前より疲れやすい」「外に出る機会が減った」といった変化が積み重なって、生活のしにくさにつながっていくイメージです。

体の変化だけでなく、気持ちや生活、つながりの変化も一緒に考えるのがポイントです(参考文献1)。

※急な体重減少、強い息切れ、胸の痛み、めまいなど、気になる症状が強い場合は、まず医療機関で原因を確認することが大切です(この記事は医療的判断の代わりにはなりません)。

フレイルは「“悪循環”=フレイルサイクル」に入りやすい

フレイルは、食欲低下・低栄養→筋肉量や筋力の低下→活動量の低下(外出や人との関わりの減少)…といった形で、“悪循環”=フレイルサイクルに入りやすいと説明されています。

ここで覚えておきたいのは、「どこか1つが落ちると、ほかも落ちやすい」ということ。だからこそ、対策は「1つだけ」ではなく、複数を組み合わせて整える、という考え方が自然です。

予防の基本は「3つの柱」

フレイルが多面的な状態であるなら、対策も「一つだけ」ではなく、組み合わせて整えるのが自然です。

このシリーズでは、運動初心者の方でも取り入れやすい形で、次の3本柱にまとめていきます。

  • 運動:今より少しでも多く
  • 栄養:エネルギーの材料を切らさない
  • 社会参加:外に出る理由を増やす

特にフレイル予防として、定期的な運動と食事改善は極めて重要であるとされており、厚生労働省の施策でも重点項目です。

第1回のまとめ:今日からの「続く一歩」

ポイント

今日の続く一歩は、とても小さくて大丈夫です。
まずは「座りっぱなし」を少し減らすことから始めてみてください(立つ回数を1回増やす、家の中を1分歩く、など)(参考文献2)。
次回は、柱①「運動:今より少しでも」を、無理なく続けるコツとして整理します。
※運動に不安がある方は、見学体験で体調や痛みの有無を伺いながら、無理のない一歩を一緒に整理します。

参考文献

  1. 日本老年医学会『フレイル診療ガイド 2018年版』
  2. 厚生労働省『健康づくりのための身体活動・運動ガイドライン 2023』(2023年)

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